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2023.10.20 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 貫井 学さん

今後の目標を教えてください。

今後の目標は大きく2点あります。一点目は、発達障害者の為の就労支援者を増やすこと、二点目は、多次元型支援を推し進めることです。

先ず一点目ですが、現在、区の相談支援事業所で就労相談を受ける中で感じるのが「自分の限界」について最近よく考えます。

65歳まで働いたとして、あとどれぐらいの方に出会い、サポート出来るのだろうか?
更には、新型コロナウイルスで毎日感染者数と死亡者数が発表される中で、「自分の死」についても考えるようになりました。

「人はいつか死ぬ、もし自分がこの命終えるときに、『良くやった、悔いはない』と納得して逝けるだろうか?いや、まだ納得できない!」と考えた結果、発達障害がある方の就労支援が出来るキャリコンを増やしていく、ここに私は使命を感じています。

二点目の多次元型支援は、大人の発達障害者支援だけではなく、発達障害児童やその保護者、学校の教師なども支援の幅を広げていきたいと考えています。

普段の相談業務から、発達障害者の就労における課題として感じているのは、彼ら彼女らの「自己肯定感の低さ」があります。
障害から来る「うまくいかなさ」から親や教師など周りの大人から叱られ続け、結果的に「どうせ自分なんて・・」と卑下する、そんな語りの相談者と多く出会ってきました。

障害の特性を知っていれば、親や教師などの周りの大人は、本人の「うまくいかなさ」を理解し、言葉がけや態度も変わる、発達障害者の就労支援を専門としている私だからこそお伝え出来ることがあると信じ、児童や保護者などにも支援を行っていく、多次元型支援を広げていきたいと思っています。

PRをお願いいたします。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によれば、「キャリアコンサルタントの主な活動の場における難しい相談」には、「発達障害に関すること」が「最も難しい相談」としてあげられています。

実際の相談の場で、「この困り感は、恐らく発達障害が起因しているんじゃないか・・」「障害受容しているが、これはリファー案件なのか??」「移行?A型?B型?って何の話?」「手帳を取った方が良いかと言われたが・・」などなど知識がないと対応出来ないことが多く、「最も難しい相談」として現場のキャリアコンサルタントは頭を抱えています。

未来に出会う誰かのために、未来に起こる何かのために、一緒に勉強しませんか?
不定期ではありますが、キャリアコンサルタントの皆様向けに勉強会を行っています。

勉強会の情報を載せておきますので是非見に来て下さい。
PEATIXサイト https://peatix.com/user/5433328/view
ブログ http://www.nukui.link/
一緒に発達障害者の就労支援を盛り上げていきましょう!!


インタビューを受けてくださったキャリアコンサルタント

貫井 学

>詳細


澤田

大変貴重なお話ありがとうございました。

また、YouTubeのきゃりぽ公式チャンネルにて、 原稿に収まらない貫井さんの熱い思いがこもったインタビュー風景を公開しておりますので、是非ご覧ください!

下記のとおり、チャプタージャンプをご用意しておりますので、気になるところからのご視聴も可能です。

チャプター一覧

00:18 自己紹介
00:59 これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。
05:11 障害者雇用に特化した人材コーディネーターになられたきっかけを教えてください。
10:27 薬学と健康管理の知識の必要性を感じたのは、どんな時ですか?
15:40 キャリコンとしての活動領域について教えてください。
17:54 発達障害者の就労支援を行う中で、どんな時にやりがいを感じますか?
21:58 就労支援をする中でどんなことが大変でしたか?また、どのように乗り越えましたか?
27:53 キャリコンとしての営業方法を教えてください。
33:01 勉強会の内容を教えてください。
34:39 キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。
39:24 もし今、キャリコンの説明をするとしたら、どう説明しますか?
40:18 スーパーバイザーは、どのように探しましたか?
42:20 今後の目標を教えてください。
48:24 PRをお願いいたします。

インタビュー風景

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